こちらは新潟県では人気の山の様で朝5時位に駐車場に着いたのですが、既に10台程かな?停められていました。
確かにね、人気の理由が分かります。登山道は整備されていて、地元の方のこの山に対する思いが感じられます。
この山は霊山として信仰がある様でその昔は女人禁制だった様です。
禁制を破って登山をした女性が石にされてしまったという伝説もあるとの事。
この事を息子に話したら、きっと怒るだろうな。
息子にとっては「男のくせに、女なのに」というワードが凄く気になる様です。
「女人禁制って何の意味あるの?」言いそうだな。
まぁね、理解できるよ。お父さんも同じだ。
そういえば、私の父も言っていました。
「天照大神だって女性だ。そもそもどんな宗教でもそんなケチな事を言う神様がいる訳がない。ましてや人を殺めていいと言っている神様がいる筈もない。それはその弟子達や都合よく解釈をした権力者が勝手に言っているに過ぎない」
登りながら、父の言葉をふと思い出しました。
確かにこの山は霊山として信仰の対象となる地だと思います…何の知識も根拠もありませんが。
今回はゆったりと(…自分の中では)した心持で山に入りました。
この地点の標高は1200m程度だったのですが、まだ雪渓がありました。
信州の山とはまた違う性格があります。コースタイム通りに歩いていたつもりが結局、3時間近く早く着いてしまいました。昼ご飯を途中で食べようと調理道具やら食材を持って上がりましたが、結局はタダの重りになってしまいました…自分は本当に山を楽しめているのだろうか。ご存じの方もいるかと思いますが、モチロン本物ではありません。
最強肉食トンボであるオニヤンマを模して、アブやブヨの虫よけを目的としたアクセサリーです。
抜群の効果を発揮してくれました。
アブやらが寄っては来るのですが、直ぐに離れていきます。
こうなったらカラダ全てに付けようかな。
帰りはスーパーローカルな激熱な温泉へ。
湯温が痛かった。
地元の皆さんが高校野球がTVで放送されていた休憩室でいびきをかきながら寝ておりました。
そうだよなぁ~。これ位ゆっくり過ごすのが、休日だよなぁ。
最近、自分は休日も何かやらなければならない。あれもやらなきゃ、これもしなきゃ!といいう無意味な使命感に追われ、休日を過ごしていました。
休めてなかったな。
やはり、思います。山が好きです。